オリーブの木の枝や葉が伸びてきたけど、どうやって切ったら良いか分からない…
完全な素人の私ですが、ポイント押さえて整えていけば、とてもキレイな形で大きさ、枝、葉を整えることができました。
一見難しそうに思えるのですが、ネットの動画を観てポイントを押さえながら切れば大丈夫!
本記事では、剪定(植物を整えること)をする際に必要な情報やポイント(コツ)を分かりやすくまとめています。
また、本記事は、地植えのオリーブの木で無く、室内での鉢植えのオリーブの木の話を中心にしていきます。
なお、剪定をする際は、剪定バサミを使うことを強くオススメします。
めちゃくちゃ切りやすいですし、切った断面が非常に美しいです。
ハサミだと切り口がグチャッとなってしまったりするんですよね。
私も忘れやすいため、自分の備忘録も兼ねて詳しく紹介していきたいと思います。
- 剪定は、元気なオリーブを維持するために必ず必要
- 枝をバッサリと切るときは、1月〜3月に行う
- 剪定動画をみて、剪定方法のイメージを掴む
- 実際に剪定する際は、ポイントを押さえながら、進めて行けば失敗はしない
- 剪定バサミがあると、キレイにオリーブを剪定できる
- 剪定後はオリーブ専用の肥料を上げよう
選定前のオリーブの木
選定後(この後さらに選定)のオリーブの木
剪定(せんてい)をする意味とメリットは何か?
剪定という言葉をご存知でしょうか?
すでにご存知の方もいると思いますが、剪定とは、植物のお手入れのことです。
きちんと育てていれば植物は、どんどん枝が伸びてきていますし、一方で、枯れる枝も出てくるでしょう。
そうなると見栄えも悪くなってきますし、風通しが悪くなり害虫がわくこともあります。
そこで必要なことが剪定なのです。
植物の枝を切ることで形を整えたり、風通しを良くしたりすることで、見た目も良くなり、植物も健康な状態に保つことができます。
ぜひ、自分で剪定できるようになりましょう!
弱剪定と強剪定
剪定には、弱剪定と強剪定と呼ばれる2つの剪定があります。
弱剪定
枝先や芽がけを切り落とす剪定のことを弱剪定と呼びます。
目的としては、不要な枝を切り落とし、オリーブの木の形を整える剪定ですね。
強剪定
次は、強剪定です。
強剪定は、太い枝やたくさんの枝を切り落とす剪定の事です。
つまり、弱剪定は小さなお手入れで、強剪定はバッサリと切るような剪定のことを指します。
オリーブの木の剪定を失敗したときの不安..心配無用です
上で説明したとおり、剪定とは、枝を切ったりする作業です。
枝を切ったりするため、植物とっては多少なりとも傷が付くことになります。
そこで気がかりな事があります。
『せっかく伸びているのに枯れてしまわないのか・・・?』
『ここまで伸びたのに勿体なくて切れない…』
おっしゃる通りで、あまりにも切りすぎることで、その可能性はゼロではありません。
とはいえ、ほぼ心配は必要無いでしょう!
オリーブは芽を出す力が非常に強く、切った場所から新しい芽を伸ばすので心配する必要はありません。
一時的には、少し残念なことになるかもしれませんが…🤒
オリーブの木の適切な剪定時期は?
オリーブの木の適切な剪定時期ですが、調べるとサイト毎に色々な情報が載っています。
ただ、まとめると概ね、以下のような内容になっています。
- 弱剪定:基本いつでも問題なし
- 強剪定:希休眠期の1〜3月あたり
イメージとしては、あまり伸びない時期に思いっきり切ってしまって、伸びる時期がきたら、一気に伸びるようにするということですね。
私はあまり時期関係なしに弱剪定/強剪定どちらも行ってしまっています
分かりやすいオリーブの剪定動画まとめ
それでは、ここから具体的な剪定方法について、お話していきます。
で、ネットには非常に参考になる剪定の動画がいくつもありますので、まずはいくつか動画をみていただくのが良いかと思います。
図で解説!剪定する枝のポイント
動画を観ることで、何とな〜〜く、どんな感じで枝を切れば分かりましたか?
正直、私は本当になんとなくしか分かりませんでした😇
そこで、さらにシンプルに切り落とす枝をお伝えします。
イメージとしては、以下の図の赤線の枝をカットしていきます。
オリーブの理想の形を意識する
まず、オリーブの理想の形を意識するようにしましょう。
オリーブは、株元がすっきりで、上に向かって広がっていく形が理想の形です。
まずはこれを前提にしていきましょう。根元はスッキリ、上に広がりを持たせる。
切ろうか迷ったら、手で隠してみる
実際に切る際、『ここ切っても形が変にならないかな…』と確実に思ってしまうと思いますw
その場合は、切ろうとする枝を手で隠して、少し引いて見てましょう。
あとは、いきなり大きな枝をバサッと切ると失敗しやすいため、明らかに不要な枝からカットするようにしましょう。
そうすると少しずつ慣れてきます。
交差しそうな枝は切る
真上、真下、内向きに伸びている枝は全て切り落としても大丈夫です。
これらの枝は、伸びていくと必ず他の枝と交差します。
Y時の枝は下に伸びている枝を切る
キレイにY時になっている枝は、下に伸びている枝を切りましょう。
木の幹から近い距離で並行に伸びている枝は切る
木の幹から近い距離で並行に伸びている枝も切っても大丈夫です。
理由としては、距離が近いと成長すると、お互いの枝が伸びて交差するためです。
枯れている枝は切る
あとは葉が出ていない枯れている枝も切りましょう。
根元の近くから生えている枝も切る
上記の図で言うと、幹吹き枝や、ひこばえという枝もきりましょう。
実際に枝を切る際の注意事項と便利な剪定バサミ
ここでは、実際に枝を切る際の注意事項をお伝えします。
まず、枝を切る際なんですが、あまりにも幹ギリギリに切ってはいけません。
少しだけ余裕を持たせて切りましょう。
イメージとしては以下の写真のようなイメージです。
また、枝を切る際ですが、普通のハサミでなく、専用のハサミで切ることをオススメします!
いわゆる剪定バサミというものですね。
私もずっと普通のハサミや枝切りバサミで切っていたのですが、、、、
切りづらかったり、切り口がぐちゃぐちゃになってしまっていました。
そこで重い腰を上げて買ってみたところ、マジでめちゃくちゃ良いです。
非常に有名で好評な岡恒の剪定バサミでを購入したのですが、使い心地最高でした。
以下、実際に使って観た動画です。
切り口はキレイですし、ほんの少しの力で太い枝もサクッと切り落とせます。
長く使う物なので、本当に買って良かった一品でした
実際にオリーブの木を剪定をしてみる
剪定前のオリーブの木
それでは、実際にオリーブの木を剪定していきましょう。
剪定前のオリーブの木はこちらです。
本当に伸びきっています。。交差している枝も多く、枯れている枝も多々あります。
ポイントを参考にしながら、枝をどんどん切る
では、ここからどんどん切っていきます。
枯れている枝や根元近くの枝を切ります。
次に交差している枝を切っていきます。
切っていく際は、上から覗いたりすると切る枝が分かりやすかったりしますね。
枝や葉が無くなることにビビらない
最初は、切る枝が多すぎて、どの枝をきって良いかわからない時もありますが、何となくコツが分かってくると思います。
葉がなくなることにビビらず、剪定していきましょう。
前述したとおり、オリーブは強い植物のため、多少ミスっても取り返しがつきます。
最初は、切る枝が多すぎて、どの枝をきって良いかわからない時もありますが、何となくコツが分かってくると思います。
置くだけでオリーブが元気になる!オリーブの専用の肥料を置いて終了
最後にオリーブ専用の肥料を土の上に添えて終了です。
以下の肥料、評判がめちゃくちゃ良くてすごいオススメの肥料です。
肥料は、以下のような1円玉のようなサイズ感。
これを土の上に置いていきます。
植木鉢の縁にそって、指定された個数置くだけです。
1年に3回ほど上げるだけで良いので、金額的にもお安いです。
もしまだ使っていなかったらぜひ使ってみて下さいね!
オリーブの木の剪定を失敗しないためのポイントまとめ
こちらで本記事はいかがでしたでしょうか?
最後にまとめになります。
最初から完璧を目指すことは難しいと思いますが、少しずつできるようになっていきましょう!
- 剪定は、元気なオリーブを維持するために必ず必要
- 枝をバッサリと切るときは、1月〜3月に行う
- 剪定動画をみて、剪定方法のイメージを掴む
- 実際に剪定する際は、ポイントを押さえながら、進めて行けば失敗はしない
- 剪定バサミがあると、キレイにオリーブを剪定できる
- 剪定後はオリーブ専用の肥料を上げよう