うちの無印良品の木の家には、砂利を敷いているところが2カ所あります。
駐車場の脇と隣の家のとの間の通路の部分です。
駐車場脇の砂利部分はちょっとオシャレな砂利を敷き詰めて、隣の家との間部分は安い砂利を敷き詰めました。
どちらも雑草が生えてこないように防草シートを土の上に敷き、その上に砂利をばらまきました。
二カ所とも自分たち(DIY)で作りましたので、それなりに砂利をレベルも上がっていると思いますw
今回、親戚から「雑草が生えてこないように、家と家の間の通路に砂利を敷いて欲しい。」と相談を受け、防草シートをきちんと敷いて、砂利をキレイに敷きましたので、細かい手順等を紹介したいと思います。
砂利の量、防草シートが動かないように押さえるためのピンの選定、排水口があった場合の防草シートの切り方など、細かなポイントも詳しく紹介します♪
ぜひ、参考にして皆さんもやってみてください♪
- 作業時間:1時間30分
- 作業人数:二人
- 範囲:長さ10メートル、幅130センチの家の通路
- 作業内容:草むしり、防草シートと砂利を敷く
- 費用:2万円弱(砂利、防草シート、防草シートを押さえるピン、砂利等を含む)
雑草防止!土で放置しているところには砂利を敷くのがオススメの理由
雑草って本当にどこにでも生えてきますよね。
刈っても刈っても生えてくるし、本当に大変。
畑、芝、花壇などは手入れが必要なので仕方ないにしても、特に何もしていないところの雑草を抜くのは時間が勿体ない!
一方で、放置をしているともちろん見た目も良くないのですが、虫も多く発生します。
また、お隣さんがいるのであれば、隣の家にも迷惑がかかります。
ある程度伸びてから雑草をとろうと思っても、放置することもできないという現状があります。
そこでオススメなのが砂利を敷いてしまうこと!
ただ砂利を敷くだけで無く、防草シートという雑草を生えさせないようにするシートを敷いた上で、砂利を敷きます。
そうすることで、
- 雑草がほぼ生えてこないため、草むしりする必要がない
- オシャレな砂利を使うことで、家がオシャレになり見栄えがアップ!
- 家の通路に敷くことで音が鳴るため、侵入防止になり防犯効果もある
などのメリットがあります。
上記のメリットもあり、うちの無印良品の木の家では、家と家の間と駐車場脇に砂利を敷いています。
家と家の間
駐車場脇
で、冒頭にも少し書きましたが、今回は、親戚から「家と家の間の通知の雑草がスゴイから砂利を敷いて欲しい」と依頼があり、同じように砂利を敷くことになりました。
- 範囲:長さ10メートル、幅130センチの家の通路
- 作業内容:草むしり、防草シートと砂利を敷く
ということで、早速、必要な道具等を準備していきたいと思います。
砂利を敷く際の作業手順を整理して、必要な道具を購入しよう!きちんと考えて購入することが重要
まず、砂利を敷く際の作業手順ですが、以下のような流れで進めていきます。
- 雑草を抜いて、平らにする
- 土の上に防草シートを敷いて、固定する
- 砂利とその他の境目にストッパーを入れる
- 砂利を入れて、ならす
次にそれぞれの作業で必要な道具を整理します。
効率的に、簡単に、雑草を抜く際に必要な道具
まずは、雑草を抜く際に必要な道具を準備します。
まぁ普通に、鎌があれば、大丈夫ですねw
一般的な手持ち用の鎌でももちろん良いのですが、おすすめは「立鎌」ですね!
まず、一般的な鎌はこちらです。
アマゾンでの評判も良い、安い鎌になります。
一方で、立鎌は以下の写真のようなものです。
実際に今回の草取りで使った物です。(かなり古い立鎌ですw)
立ちながら草が刈り取れるので腰への負担も少ないですし、力が入るので、根が強い雑草でも簡単に刈ることができます。
草刈りすることが多いなら、立鎌が1つあると今後も楽に雑草を排除できます。
家庭菜園をやっている方などは、重宝すると思います。
購入する際は、伸縮タイプがオススメです。収納しやすいからですね!
雑草をブロックする防草シートとシートを固定するための道具。固定ピンは必ず金属製を買おう!
次は防草シートです。
砂利の下に「防草シート」を敷くことで、雑草がほとんど生えなくなります。
仮に少し生えたとしても雑草の根が根付かないため、人差し指と親指でつまんで抜けるくらい簡単に雑草が抜けます。
あとは、防草シートを敷くことで、土に砂利がめり込まなくなるため、結果的に、砂利を敷く量も少なくなります。
防草シートは、どれも似たり寄ったりだと思いますので、評判の良さそうな物を購入しておけば良いでしょう。
もし気にするなら、防草シートの色ですね。
一般的には黒ですが、深緑っぽい色の防草シートもあります。
また、防草シートとセットで、防草シートを地面に固定するための「ピン」を購入する必要があります。
この際に1つ注意事項があります。
絶対にプラスチックの固定ピンは買わないこと!
ピンを購入する際は、鉄製のU字方のピンを購入しましょう。
地面は場所によって結構固いときがあり、プラスチックのピンだと下まで入らないときが多々あります。
本当に多々ありますw
で、無理矢理押し込もうとすると、ピンが簡単に曲がってしまって、捨てる羽目になります。
以前にプラスチックを購入しましたが、何本も折れまくって、結局鉄製のピンを買い直しました。。。
ピンは多めに購入しておくことをお勧めします。
2メートルに1つくらいの間隔で留めるくらいで良いと思います。
砂利をせき止める!境目に入れるストッパー
次に必要なのが、ストッパーです。
ストッパーとは、砂利と他部分の境目に入れる物です。
砂利をせき止める障害となる物が無いと、砂利が広がってしまいます。
今回、僕はレンガを使ったのですが、無印良品の木の家の方の砂利では、別の物を使っています。
それが、ガーデンエッジです。
以下の写真は、家庭菜園を作ったときに使ったストッパーです。
こんな感じで、地面に刺すことで、ダム的な役割を行います。
砂利を敷く場所に応じて、購入する砂利の種類を選定
準備をする際に1番悩ましいところが砂利です。
「え?どこが悩ましいの?」
それは、砂利を買う量です。
砂利の種類やデザインは好きな物を買えばいいのですが、どれくらいの量が必要になるか、最初は全くわかりませんよね。
で、インターネットで検索すると、これくらい必要ですよ〜と量が書いてありますが、サイトによって結構違うんです。
インターネットでは、1㎡あたり、60キロ〜80キロとか書いてあります。
たしかに合っていると思いますが、これは地面が一切見えないくらい砂利を敷いた場合ですね。
(砂利の大きさなどよっても違うとは思います)
ただ、僕のやり方は少し違いますw
僕の場合は、
- 多少、防草シートが下が見えても良い
- できるだけ安く仕上げたい
と思っています。
なので、1平方メートルあたり、35〜40キロくらいの砂利をまずは購入。
全体に砂利を敷いてみて、足りない分をさらに購入。
という形で砂利を購入しています。
業者が推奨している砂利の量は、「これくらいやったらキレイに仕上がるよ〜」という量ということを覚えておきましょう。
なお、今回、僕が砂利を敷いた平米数(㎡)は、長さ10メートル x 幅135センチでした。
つまり、10 x 1.35で13.5平米。
そして、以下の砂利を30袋購入しています。
そして、以下のような密度で砂利を敷き詰めることができました。
多少、防草シートが見えていますが、家の裏の通路だったので、これで良しとしています。
もう少し密度が欲しいなぁ〜という方は追加で何袋か購入して調整すれば良いと思います。
近くのホームセンターで砂利を購入!どこもトラックがレンタルできるので活用しよう
ということで、砂利を購入するために近くのホームセンターにきました♪
色々な種類の砂利が売っています。
色々見ましたが、リバーストーンという白っぽいカラフルな色の石を購入。
15キロで600円くらいでした。
で、リバーストーンの袋には、1㎡あたり3.5袋必要と書いてあります。
砂利を敷くスペースは13.5㎡なので、本来は47袋必要ですが、30袋だけ購入しました。
理由は、
- エアコンの室外機とかがあるので砂利を敷くスペースが少し少なくなりそう
- 厚み3センチも不要だと思ったので、2袋くらいで良いと思った
- 必要なら買い足せば良い
からです。
結果的にこの判断は当たっていましたね。
30袋はさすがに車に入らないので、ホームセンターのトラックをレンタルしました。
大きなホームセンターなら、大体、トラックの貸し出しは無料でやっています。
ぜひ、活用しましょう!
作業開始!まずは雑草の刈り取り
必要な材料も買いましたので、早速作業を進めていきます。
まずは、雑草の刈り取りからですね。
ここが今回砂利を敷く家と家の間の通路になります。
事前に草むしりを少ししていたので、あまり雑草はありませんが、キレイに抜いていきます。
前にも紹介しましたが、立鎌があると雑草取りが捗ります♪
エアコンの室外機の下の雑草もきちんと取るようにしましょう。
以下の写真が雑草を刈り取った後の写真です。
きちんと根まで抜いて置けば、多少残っていても大丈夫でしょう!
上から草防シートを被せますので、陽も当たらなくなり、小さな雑草は枯れていきます。
雑草を抜き終わったら、ある程度平らにすることも忘れないようにしましょう。
砂利を敷くためあまりキレイにする必要はありませんが、あまりにもデコボコしていると、防草シートを敷くときに、固定のピンが止めづらかったりします。
防草シートを地面に張っていきます。排水枡(マス)部分は、ハサミで切り取ろう
それでは、防草シートを張っていきます。
防草シートを敷くための必要な部材と道具
まずは必要な部材と道具を確認していきます。
こちらが防草シートです。
1メートル x 10メートルの防草シートを2つ購入しました。
あとはハサミです。
防草シートを切るのに使います。
どんなハサミでも大丈夫ですw
最後に鉄製のピンと固定するためのプラスチックの部材になります。
防草シートを敷いて、ピンで固定する
防草シートを敷くのはとても簡単です。
ロールになっている防草シートをグルグルと広げていきます。
ただ、防草シートはそのままでは動いてしまいます。
そこで、鉄製のピンの出番です。
以下の写真のようにして、防草シートをピン固定していきます。
疑問点としては、「どのあたりでピン留めすればよいか?」というところですが、フワフワしてずれそうだな?というところにピン留めすればOKです。
排水溝などの部分はハサミで切り取る(動画付き)
また、場所によっては、水道のメーターがあったり、排水升(マス)と呼ばれる丸い蓋がある場合があります。
その場合は、その形に防草シートをハサミで切り取りましょう。
簡単に切り取ることができますよ〜
切り方がイマイチ分からない・・・という人のために動画を用意しました。
ぜひ、参考にして切り取って見てくださいね。
こんな感じで全部切り取っていきます。
以下が全面に敷いた写真となります。
砂利と他の部分との境目に仕切り(ストッパー)を入れる
次に防草シートの端(砂利の終わり)の部分にストッパーを入れていきます。
今回は、レンガが雑にストッパー代わりにしましたw
本当はもっとキレイにするべきなんですが、ストッパーの調達を忘れており、一端、レンガにしました。
今回、レンガはかなり雑に置きましたが、これは本当にあまり良くないストッパーの置き方ですね。
あまりにも高いため、夕方や夜などにここの通路に来ると躓いてしまう可能性があります。
ストッパーは大切なのですが、適度な高さのストッパーにすることが大切です。
今回の場合であれば、土を少し掘って、レンガを土の中に半分くらい埋めて上げると砂利と同じ高さになると思います。
最後に砂利を敷き詰める。2〜3袋残して敷き詰めるのがコツ
砂利の袋を配置する
まずは砂利の袋をまんべんなく置いてみましょう。
そうすると、何となく感じが分かります。
また、袋を置いておけば、その場でハサミで袋を切れば、そのまま砂利を敷き詰められます。
また、この際に2〜3袋残しておくことをオススメします。
理由は、最後に「ここ少ないなぁ〜」という部分に砂利を補填できるからです。
砂利の袋を開けて、砂利を敷き詰める
最後に砂利を敷き詰めていきます。
この際に、排水升(マス)の部分には砂利を乗せないようにしましょう。
あっても問題はないんですが、家の水回り関連の工事をする際に、業者さんが困ってしまう可能性があります。
最終的にこんな感じになりました!
最後に砂利の分量を調整して終了です!
以上となります。
砂利が少し少ないかな?という場合は後日にでも砂利を足しても良いと思います。
最後にまとめですが、最終的には以下のような時間と費用がかかりました。
業者を使うことも簡単ですが、二人ほどでやれば、意外とすぐに終わります。
ぜひ、チャレンジしてみてはどうでしょうか? 😛
- 作業時間:1時間30分
- 作業人数:二人
- 範囲:長さ10メートル、幅130センチの家の通路
- 作業内容:草むしり、防草シートと砂利を敷く
- 費用:2万円弱(砂利、防草シート、防草シートを押さえるピン、砂利等を含む)