ジムニーJB64のスペアタイヤを表向きで装着するために、ショーワガレージ製のスペアタイヤ移動ブラケットを装着!
もともとは、JB74の純正ブラケットを装着していたんですが、スズキのディーラーでオイル交換すら無理と門前払いされました(笑)
なので、今回、泣く泣くショーワガレージのスペアタイヤ移動ブラケットを購入し、取り付けました。
作業自体は非常に簡単でしたが、いくつか工具も必要でしたので、手順などを詳しく紹介します。
- JB74の純正ブラケットを装着していると、ディーラーの工場にすら入れない
- ショーワガレージの表向きのスペアタイヤ移動ブラケットは車検対応
- ブラケットの取り付けは30分ほどで完了
- レンチセットは最低1セット1必要。2セットあるとさらに取り付けが簡単
ジムニーのスペアタイヤブラケットは、絶対に車検対応の物を買うべし
冒頭でも少し触れましたが、ショーワガレージのスペアタイヤブラケットを購入する前は、JB74純正のブラケットを使っていました。
これを使うことで、スペアタイヤを表向きに装着できます。
費用も数千円とお手頃だし、メーカー純正品ということもあり、安心感もありました。
ただ、JB74純正をJB64に取り付けると車検が通りません。
理由は、この取り付け方法だと軽自動車の全長を超えてしまうかららしいです。
ポイントは、この取り付け方法…ということですが、これは後で詳しく話します。
で、私としては、「車検は3年や2年に一度だから、その時だけ外せば問題なし!」と思ったんです。
しかし、これが甘かった…
スズキのディーラーだと工場に入る前にそれらのチェックがあるようで、そもそも車検に通らないような車はサービスを何も受けられないということが判明しました(笑)
正直、自動車整備工場によると思うんですが、このようなことがあるため、最初から車検対応のブラケットを買っておくべきだった…と激しく後悔しました。
車検対応のスペアタイヤブラケット
車検対応のスペアタイヤブラケットとは?
で、ここで勘違いしてはいけないのが、表向きにタイヤを取り付けられるブラケットは全部NGではないということです。
きちんとルールが守られている形で取り付けできればきちんと車検が通ります。
以下、車検対応のスペアタイヤブラケットを販売しているショーワガレージからの転載です。
スペアタイヤブラケットは、運輸省(当時)通達による「自動車部品を装着した場合の構造等変更検査等における取扱いについて(依命通達)」(平成7年11月16日付け運輸省自動車交通局長通達自技第234号・自整第262号)において、構造等変更に係わる諸手続きを簡素化される指定部品のリストには入っておりません。
したがって、通常は軽自動車の規格内に収まる寸法とするか、収まらない場合、構造変更等の諸手続きおよび普通車としての登録をしなければなりません。スペアタイヤを表向きの状態で装着する従来のブラケットは、車体やホイールの構造上、純正のスペアタイヤブラケットより厚みが増すことを避けることはできません。
結果、装着することにより車両寸法が軽自動車の規格を超え、そのまま車検を通す場合、前述のとおり諸手続きおよび普通車登録をしなければならなくなります。この度ショウワガレージが開発した「車検対応品 スペアタイヤ移動ブラケット 表向き JB64用」は、ブラケットをベース部とタイヤ装着部に分割することにより、そのような問題を解決、車検対応としました。
ベース部をリアゲートにボルト止め、タイヤ装着部はベース部へ簡易的に取り付けられ工具無しで容易に取り外しできる構造とすることによって、車体の全長はベース部のみを含んだ寸法と見なされます。ベース部は純正スペアタイヤブラケットと比べ厚みを抑えてあり、車体寸法を増すことが無い為、軽自動車の規格内に十分収まり、面倒な手続きも無く車検を通すことができます。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/showa-garage/e00022.html より引用
つまり、スペアタイヤブラケットを取り付ける際の構造に工夫することで車検に対応したそうです。
車検対応のブラケットを販売しているメーカーは2022年8月現在、2社ほどあります。
ショーワガレージ
先程お伝えたしたショーワガレージさんです。
ジムニーのパーツをたくさん販売しており、その品質には好評があります!
パーツは基本割高なんですが、質は高く安心感があるメーカーです。
ぼくもいくつも買っていますが、一切ハズレがなく、本当にハイクオリティですね!
こちらの商品は、タイヤの位置が少し上に上がります。
なので、バックミラーからの視界が少し狭くなります。
APIO
次は、アピオ製のブラケットです。
こちらもジムニーのカスタムメーカーで有名ドコロですね!
ショーワガレージと違うところは、大きく3つです!
- くり抜かれていて若干軽量
- スペアタイヤの位置は変わらない
- オプションパーツを買うことで、ロトパックスが取り付け可能
ちなみに、ロトパックスとは以下のようなものです。
ジムニー乗りがたまに取り付けていますよね。
迷ったあげく、ショーワガレージを選択
最終的には、ショーワガレージ製を選択しました。
性能的にはAPIOだと思ったんですが、以下の理由によりショーワガレージに決めました。
- タイアが上に上がるのはちょっと気になるけど、今後バンパーを変えたときに上に上がっていた方が良い可能性もある
- ロトパックスはかっこいいけど、僕のジムニーには不要
- APIOは少しネガティブな情報があった(ぐらつくなど)
- ショーワガレージはネガティブな口コミがなかった
後で詳細を記載しますが、ショーワガレージ性はかなり作りがしっかりしていて、頑丈そうでした。
若干重いですが、良かったです!
ショーワガレージのスペアタイヤブラケットを購入し取り付け!
JB74用のスペアタイブラケットを取り外す
それでは、早速取り付けていきましょう!
まずは、JB74用のスペアタイヤブラケットを外します。
トルクレンチでナットを外して、タイヤを外すとこのような形になります。
なお、私は、車のナットの締め付け及び取り外しは以下のトルクレンチを使っています。
使い勝手よく、お手頃価格でおすすめです!
ショーワガレージのスペアタイヤ移動ブラケットを開封し、中身を確認
中を開封すると、ブラケット本体や説明書、ネジなどがありました。
まずこれが説明書です。至って普通です(笑)
次にこれがネジです。
そして、これがブラケットです。
合計3つありました。
まずは土台を取り付け
まずは、土台を取り付けていきます。
ネジは純正のネジをそのまま流用します。
そんなに固くないですが、トルクレンチ使って取り付けました。
前に紹介したトルクレンチセットで取り付けできました。
2つ目の上にかぶせる(要注意!)
次にブラケットをさらに1つ上に取り付けます。
上にかぶせて、付属のネジで手で締めていきます。
で、実はこれが車検対応のポイントで、簡単に取り外しできる形にして、車検対応にしていると思われます。
このタイミングではあんまり固く締め付けなくても大丈夫です!
後で、別のパーツを取り付ける際に、ネジの取っ手部分が邪魔になり、向きを変えたり外したりする必要が出てくるためです。
軽く締めるくらいにしましょう!
スペアタイヤを引っ掛けるブラケットを取り付け
最後のブラケットを取り付けていきます。
これにスペアタイヤを引っ掛ける形になります!
この際に両脇のネジを締めるんですが、ちょっと工夫が必要です。
どんな工夫かというと、中からネジを押さえつつ、外から回さないとネジが締め付けられません(笑)
私の場合は、小さなレンチセットをもう1セット持っていたため、これを使って中から押さえつつ、ネジを締めました。
ちなみに、私が使っているレンチセットは、こちら↓になります!
どちらも使いやすく、このセットがあれば、たいてい対応できます。
JB64純正ホイールにオープンカントリー 185/85-16を装着している場合の注意事項
こちらの条件に合致する場合、取り付ける際に少し工夫が必要です。
最後のブラケットなのですが、実は手前に動くように(可動式)なっています。
スペアタイヤがブラケットやボディーに干渉しないように調整できるようにですね。
で、何を工夫するかというと、1cm弱ほど手間に引いてあげて、ネジを締めてください。
すると、ブラケットにも干渉せず、いい感じになります!
ショーワガレージのスペアタイヤブラケットの装着完了!
ということで、スペアタイヤブラケットの装着が完了です!
最後にネジを強く締めてフィニッシュです。
まとめ:ショーワガレージのブラケットは質もよくオススメ!
ということで、取り付けは完了しました。
実際に取り付け写真は以下のとおりです。
JB74純正
ショーワガレージ
スペアタイヤの位置が少し上になりましたが、外観も中からの視覚も特に問題ありませんでした!
作りはかなりがっちりしていて、ショーワガレージのブラケットはいい感じですね!
APIOさんのブラケットも気になっていますが、一旦これで満足できました!
なお、取り付けているパーツ一覧は、以下でも紹介しています。
よかったら見ていってくださいね!