ドラム式洗濯機は狭くても置ける?失敗しない購入前の確認事項
このドラム式洗濯機は置けるのか・・・?
大丈夫、相当洗濯機の設置場所が狭くなければ、必ず置けます!
先日、乾燥機付きのドラム式洗濯機を購入しました!
購入したドラム式洗濯機は、パナソニックで、NA-VX7900というモデルです。
正直、あんまり人気のモデルではありませんが、かなりお値引きしてもらい、お安く購入できました。
ただ、うちの無印良品の木の家は、洗面所の洗濯機を置く場所があまり広くなく、購入時に色々苦労しました。
色んなところの長さや高さを測ったり、水道の蛇口の形を調べたり等、かなり面倒くさい!
僕の場合、色々調べた後に電気屋にドラム式洗濯機を購入しに電気屋に行ったんですが、さらに調べることがあり、電気屋に2〜3回いきました。。。
ただ、サイズが大きくなりがちなドラム式洗濯機は、購入前に設置場所に関することを事前に調べておかないと、設置時にトラブルになるときもあります。
- サイズが大きくそもそも入らなかった・・・
- 設置時に別途部品が必要なり、余計な費用が発生した
- 水道の蛇口が邪魔になり、洗濯機が前に出てしまい、通路が狭くなった
- 排水溝が洗濯機に隠れてしまい、追加工賃が発生した
- 洗濯機の扉が邪魔をして、洗濯物が入れづらい、取り出しづらい
- 床の底上げが必要となり、洗濯機の高さが高くなってしまった
でも、事前に色々調べておけば大丈夫!
今回は、僕の実際の経験をもとに、ドラム式洗濯機を購入する前に確認すべき事と知っておくべき事を紹介します。
これを読めば必ず失敗はないですよ!
ドラム式洗濯機の標準的な大きさは?設置場所の幅は、65〜70センチくらいあれば設置可能
価格コムさんから、各メーカーのドラム式洗濯機を適当に比較してみました。
サイズを見ると、ドラム洗濯機の設置場所の横幅は、65センチくらいあれば設置できることが分かります。
ドラム式は扉が横に開くため、本体の幅プラスアルファで、数センチの幅が必要です。
ドラム式洗濯を設置する場所の横幅が65センチあるかないかくらいであれば、購入可能なドラム式洗濯機が少し制限される可能性がありますね。
かなりギリギリのところに入れる場合は、きちんと確認した方が良いかと思います。
ドラム式洗濯機を購入する前に確認すべきポイント!事前に確認して、電気屋へGO!
それでは実際に購入前に確認すべきポイントの説明をしていきます。
現在、タテ型の洗濯機が置いてありますので、タテ型の洗濯機の写真を基に説明します。
以下の内容確認、メモをして電気屋にいきましょう!
また、メモに加えて、蛇口や排水溝、コンセントは写真にとるようにしましょう!
1)設置場所の横幅
まずは、ドラム式洗濯機を置く場所の横幅を測りましょう。
普通に横幅を測ればOKです。
2)設置場所の縦幅(奥行き)
次にドラム式洗濯機を置く場所の縦(奥行き)を測りましょう。
洗面台の隣に置く場合は、洗面台の手前までの長さです。
洗面台より前に出る場合は、その分が出っ張りとなります。
3)ドラム式洗濯機の前の通路の広さ
次に通路の広さです。
ドラム式洗濯機を置くところの通路の広さも測っておきましょう。
なぜここを測るのか?
それは、ドラム式洗濯機は、洗濯物を入れる扉が手前に付いてからです。
扉を開くと通路の方に開くことになるので、通路部分が狭すぎると、洗濯物の出し入れで少し不便になる可能性があります。
4)どちらから出し入れするか考える
ドラム式洗濯機の場合、側面にある扉を開くことになります。
その際に、右から開けるのか、左から開けるのか、選ぶことができるドラム式洗濯機もあります。
パナソニックは選ぶことができました。
うちの無印良品の家の場合は、右の取っ手があって、左に開けることにしました。
もし、誤って逆を選択すると、洗濯物の出し入れが辛くなります。
5)排水溝の位置
次に確認すべきは排水溝の位置です。
排水溝とは、以下の写真のようなものです。
ここから洗濯機のお水を排水しています。
で、この排水溝の位置を必ず確認しておきましょう。
ドラム式洗濯機を置いたときの排水溝の位置によって、購入する部品が変わってきます。
最後に詳しく記載しますが、購入部品を入れた金額で、値引きしてもらうことにしましょうね。
「部品は現地で必要に応じて取り付けますよ〜」とかいうノリの店員は要注意です。
別途費用が請求される可能性がかなーり高いです。
6)蛇口の高さ
次に確認すべきは、洗濯機用の水道の蛇口の高さです。
床から水道の蛇口までの高さを測りましょう。
この際のポイントは、ホースと蛇口の連結部までの高さがどれくらいかきちんと調べることですね。
この蛇口が結構厄介なんです。
背の高い洗濯機だと、洗濯機と蛇口が当たってしまい、洗濯機を前に出さないといけないときがあります。
ただ、その場合はきちんと回避する方法もありますので、ご安心ください。
詳細は下に書いてあります♪
7)蛇口の大きさ、蛇口の形
次に確認すべきは、蛇口の形状です。
これは写真にとっておきましょう。
蛇口によっては、口を買い換えないといけないときもあります。
8)コンセントの場所(高さ)
次に確認すべきはコンセントの場所ですね。
高さはもちろんのこと、横から何センチのところにあるか、併せて確認した方がいいかもしれません。
洗濯機の大きさによっては、コンセントが隠れてしまい、洗濯機を置く際に邪魔になるかもしれません。
9)洗濯パン(防水パン)のサイズ
洗濯パン(防水パンとも呼ばれている)がある場合、こちらのサイズや排水溝の場所もきちんと確認しておく必要があります。
防水パンの縦幅、横幅はもちろんのこと、排水パイプなどの高さもきちんと測っておくと良いでしょう。
必要に応じて、かさ上げが必要な時もあります。
当日いきなり必要になると定価の高いパーツを買わせられますが、事前に必要と分かっていれば、アマゾンで安く購入できたりします。
以上が、電気屋行く前の事前の確認項目となります。
これを簡単に図にしておくと、電気屋のスタッフも分かりやすいですね。
もしかしたら置けないかも・・・。設置困難を可能にする、便利なオプションの数々
最近の家ではあまり問題にならないかもしれませんが、設置をする際には何かしら問題が発生すると思います。
でも大丈夫です。
今は便利な道具がたくさんあるんです!
壁ピタ水栓:水道が邪魔で洗濯機が置けない時の便利部品
実際にうちでも発生したんですが、ドラム式洗濯機の高さが高い場合、水道の蛇口と干渉する場合があります。
そうすると、蛇口が干渉しない程度に、ドラム式洗濯機を前に出す必要が出てきます。
しかし、洗濯機を前に出すと洗面所の通路が狭くなってしまうという問題があります。
それを解消するがパナソニックの「壁ピタ水栓」。
蛇口の形状を変えるだけでなく、蛇口を上にずらすことができます。
十数センチ干渉する程度なら、これを使えば蛇口と洗濯機の干渉を防ぐことができます。
なお、本部品は普通にアマゾンで売っていますw
僕もアマゾンで購入しました。
真下排水ユニット:排水溝が洗濯機の下に来る場合の便利部品
ドラム式洗濯機を設置するスペースがギリギリの場合、排水溝が洗濯機の下に来る可能性が高いです。
その場合、ホースの取り回しがうまくできないことがあります。
この際の一般的な回避方法は、洗濯機の四隅の脚に土台を付けて、下にスペースを作り、その中に排水用のホースを収納する方法です。
真下に排水口が来る場合、一般的には四隅に土台(かさ上げ台)を入れて、かさ上げします。
このかさ上げ台ですが、もし購入時の価格に入れられず、かつ、設置でもほぼ必須の場合は、アマゾンでの事前購入がお勧めです。
僕は無理言ってお店にサービスしてもらいましたが、通常3000円となっていました。
一方でアマゾンであれば、評価も超高く安心できるかさ上げ台が1000円ちょっとです。
不要であればアマゾンなら返品も出来るので事前購入しておきましょう!
ただ、高さを上げると蛇口の干渉してしまうなど、別の問題が発生する可能性があります。
その時に便利なオプションが、真下排水ユニットです。
こちらもパナソニック製ですが、他のメーカーもあると思います。
真下排水ユニットを使うと、底上げせずに、排水溝までホースを伸ばすことができます。
(条件によってはできない場合もあります。)
これ以外にも、別売の様々なオプション部品があります。
何かあっても諦めないで、検査したり、店員さんに相談するようにしましょう。
店員に騙されるな!購入前には、口コミと通販での価格を確認しよう
上記項目を調べたら、電気屋にいって、店員さんに相談しましょう。
で、この際ですが、ある程度は価格.com等で製品の目星はつけていくことが重要です。
電気屋に行ったら、お店が売りたい商品を売りつけてくる可能性もあります。
何も知らない振りして、洗濯機の特長などを聞いて、それで検討という形が良いと思います。
また、目星を付けた商品の価格は通販で必ずチェックすることも重要ですね。
インターネット通販の価格と同じ価格をぶつければ、必ずそれくらいの価格まで下げてくれます。
ただ、その際に重要なポイントがあります。
それは、上にも書いたとおり、工事に発生する可能性がある部品も全て込み込みの値段で交渉することです。
何も調べず購入して設置すると、工事の際に色んな部品が必要になり、追加費用が発生します。
きちんと事前に上で述べたことを調べておけば、購入時に必要なオプションが分かります。
ドラム式洗濯機NA-VX7900を設置。底上げして、排水も問題なし
ドラム式洗濯機を購入し、いざ、配達・設置を行ってもらいました。
実際のところを見させてもらったので、紹介します。
とても丁寧に、かつ、完璧に仕上げてくれました。
ケーズデンキで購入しましたが、ここは工事も丁寧で安心の電気屋ですね。
タテ型洗濯機の取り外し
まずはこれまで使っていた洗濯機を取り外していきます。
こちらが取り外したところです。
横幅は少しだけ余裕ありますが、ドラム式洗濯機に蛇口が干渉してしまう可能性が高いので、きちんと設置できるか心配・・・。
ドラム式洗濯機を洗濯機のスペースに移動!床に毛布を入れて、移動には傷対策
ドラム式洗濯機を洗濯機のスペースに入れてきます。
床に毛布も入れてもらって、二人がたかりで丁寧に設置中です。
壁にピッタリと付けたかったのですが、水道の蛇口があるため少しだけ前に出す必要がありました。
で、僕は事前に壁ピタ水栓を買っていました。
理由は干渉するのが目に見えていたから。
おーし!壁ピタ水栓の出番だ!
と思ったら、結局、壁ピタ水栓は使いませんでした・・・w
壁ピタ水栓を使うこともできたと思います。
ですが、うちの無印良品の木の家の水道の蛇口はコンパクトな最近の形をしており、壁ピタを取り付けなくても十分に壁際に寄せることができました。
しかも、ある程度は、壁と洗濯機で隙間を設ける必要があるようです。
ドラム式洗濯機の下に排水口があるため、かさ上げを設置
排水口がドラム式洗濯機の下にきたため、ドラム式洗濯機を設置する際にかさ上げ台を入れてもらいました。
かさ上げ台は、以下の写真のようなものです。
洗濯機の下にスペースを空けて、そこにホースなどを通します。
こちらが実際にかさ上げ台をドラム式洗濯機の下に入れた写真です。
足だけ乗っかっています。
下側ですが、このようになっています。
結構余裕ありますね!
ドラム式洗濯機NA-VX7900の設置が完了!狭いスペースだけど設置完了
ドラム式洗濯機NA-VX7900の設置が完了しました!
水道の蛇口とドラム式洗濯機が干渉していますが、ドラム式洗濯機を少し前に出すことで干渉を回避しています。
また、排水口がドラム式洗濯機の下にきたため、ドラム式洗濯機を設置する際にかさ上げ台を入れてもらいました。
良い感じに収まっています。
まだ両脇にスペースが少し残っていますので、将来的にもう少し大きいサイズの洗濯機も置けそうな感じです。
以上がドラム式洗濯機の購入前の確認事項と置けない時の回避手段でした。
良い買い物ができるといいですね♪
ドラム式洗濯機は乾燥でシワになりづらいものを選べ!
ドラム式洗濯機NA-VX7900を使ってほぼ3年が経ちました。
基本的には満足していますが、ちょっと心配していましたが、洗濯物が多いとシワになったりします。
また、先日、会社の同僚と話をしていたら、同じく、シワが…という話になりました。
その方もパナソニックでした(笑)
HITACHIはシワになりづらいなどがあるようですので、汚れを落とす性能ももちろん重要ですが、乾燥機の性能も良く見た方がよそうです。
こんにちは!
はじめまして
今度引っ越しするのに
全く同じ洗濯機、そして排水溝が下になり
いろいろ引っ越し屋さんに相談していたところです
かさ上げ台を用意してほしいと
言われました
排水口の直径が5.8mm〜約6㎝
ここで紹介されているかさ上げ台、
6㎝を設置してみてどうでしたか
接続できましたか?
よろしければ教えていただきたいです
こんにちは!
返信が遅くなり申し訳ないです。
記事の方に、6cmかさ上げしたときの画像を追加しました!
ご確認ください!
早速お返事とお写真
ありがとうございました!
心強いです
なんとかなりそうと思えました
お世話になりました!