知らないとビックリしますよね、妊娠初期の腰痛。
お腹も大きくなっていないのに、なんで腰痛・・?
流産の前兆・・・?
お腹が大きくなっていないし、赤ちゃんもまだ数センチしかないから重いわけもない・・
それなのに、なんで腰が痛くなるの横で妻を見ていて、ビックリした覚えがあります。
しかも、普通の腰痛ならまだしも、僕の妻は、立つのが辛いくらい痛がっていました。
ギクッといきなり痛みが来るような場合もありました。
うちの妻は1日立ち仕事ということもあり、その影響もあったように思えます。
この記事では、妊娠初期の腰痛の原因と腰痛を痛みを緩和するために行って実際に効果があったことを書いていきますね!
色々と調べると、妊娠初期に腰痛に悩まされる人は少なくは無いようです。
少しでもためになればと思います!
妊娠初期の腰痛の原因は、体が赤ちゃんを産むための準備をしているから
妊娠をすると女性の体は、大切な赤ちゃんを育てるための準備をし始めます。
これまでの普通の体では、赤ちゃんをお腹の中で育てるスペースや出産するための産道も不十分です。
一方で、妊娠をすると「リラキシン」と呼ばれるホルモンが多く分泌されるようになります。このホルモンが分泌されることで、赤ちゃんを育てるため、または産むための準備が始まります。
妊娠初期は「リラキシン」とよばれるホルモンの分泌量が増えて腰痛を引き起こします。
リラキシンは無事に出産するために大切なホルモンで、妊娠を機に卵巣や子宮、骨盤から分泌されます。
子宮弛緩因子とよばれるリラキシンは骨盤周りのじん帯や関節を緩め、出産に向けて骨盤を開きやすくしたり、赤ちゃんが通りやすい産道にする作用があります。
しかし、じん帯がゆるんで関節が不安定になったり筋肉にかかる負担が増えてしまうため、妊娠初期の妊婦さんは腰痛を感じやすくなるわけです。
リラキシンのほかに、妊娠後に分泌量が増えるエストロゲンやプロゲステロンといったホルモンも靭帯緩和作用があります。
https://www.babys-room.net/14604.htmlより引用
つまり、一見変化は無くとも体内ではとても大きな変化が起きており、それが腰痛の理由と言うことです。
僕の妻はかなりの痛みがあったようですが、ほとんど無い人もいるようなので、体型・体質によるのかもしれません。
妊娠初期の腰痛を緩和する方法・対策
腰の痛みは病気ではなく体の変化から来ているため、緩和するしか対策はありません。
また、お薬も飲めないですからね・・。
腰の痛みを少しでも和らげるためには、多く分けて2つの方法(対策)があります。
- 日常から気を付けること(生活習慣の改善)
- 腰をサポートする道具を使うこと
です。
詳しくは以下の通りです。
柔らかいソファや床などで寝ないこと
仕事やお出かけで疲れていたりすると、ついついソファや床で寝てしまうことがあると思います。
ただ、柔らかいソファや床などで寝てしまうと腰に負担がかかりさらに痛みが悪化します。
ソファやベッドなどは、あまり沈まない少し固めのところで休むと良いとでしょう。
妻の場合、1時間程度ウトウトするだけでも結構痛くなるので注意しましょう!
特に仰向けは注意です。
もしゴロンと寝るなら、仰向けでは無く、横向きで!
お腹が大きくなってくると、柔らかいソファではさらに腰に負担がかかるようになります。
シャワーではなく、お風呂に入ること(血行促進)
これは効果あります。
妊娠初期の腰痛の原因として、血行の悪さも挙げられます。
お風呂に入ることで体が温まり、血行が良くなり、腰痛が改善します。
妻は、血行が良くなる入浴剤を入れて、お風呂に入っていました。
以前はシャワー派の妻でしたが、最近は完全にお風呂派ですね(笑)
妊娠中の方でも問題ない旨が書かれている入浴剤で、評価も高いのがこのクナイプ バスソルトの入浴剤です。
クナイプのバスソルトは、クナイプ療法(5本の柱)をベースにして生まれました。
入浴を通して植物(ハーブ)と天然岩塩の作用を、肌と呼吸の両方から効果的に吸収できます。
https://www.kneipp.jp/about/bath_effect.htmlより引用
公式HPには、わざわざ以下の記載もありました。
妊娠中でもクナイプのお風呂に入れますか?
通常は問題ありません。
ただし、妊娠中はホルモンバランスの変化により皮膚がデリケートになっている場合がありますので、ご心配な方は医師にご相談ください。
また、妊娠中にとても効果があったという口コミも。
一般的な入浴剤より若干高いのですが、腰の痛みが酷いときなどに入れることで痛みも和らぎ、夜ゆっくり寝られるでしょう。
睡眠時、腰への負担が少ない体制で寝ること
睡眠時の体制も重要です。
NHKのサイトに、『腰痛』の方におすすめの寝姿勢が載っていました。
あんまり変わらないだろう・・・と思わない方が良いです。
6時間以上寝ることになりますので、小さなことでもその影響は大きいです。
腰痛は合わない寝具や寝姿勢に原因がある場合もあり、あおむけやうつ伏せで寝ることが多い人は、腰が圧迫されて痛くなりやすいので注意しましょう。
またお尻が背中よりも出ている「でっちり体型」の人は、ウエストとの凹凸の差が大きいため、腰痛になりやすいと言われています。
ふだんの寝姿勢をタオルやクッションを使って補正すると、腰痛の痛みを緩和することができます。
補正を加えながら横向きになったり、いろいろな体勢を試して痛くならないポジションを見つけましょう。
【クッション補正のコツ】
横向きに寝て、脚の間に薄めのクッションを挟むと、腰と脚が水平の高さに近くなり、痛みが緩和されます。
エビをイメージして体をやや丸め、横向きになるのがポイントです。
【タオル補正のコツ】
でっちり体型が原因の場合は、タオルを細長く3つ折りにして腰と敷き布団の隙間が埋まるように置くと、腰回りの違和感が緩和されます。隙間に合わせて厚さを調整するとよいでしょう。
http://www.nhk.or.jp/lifestyle/article/detail/00173.htmlより
上記は普通の腰痛の方向けですが、腰の負荷を軽減するという意味は効果あります。
腰をサポートするベルトを使う(マタニティベルト)
腰をサポートするマタニティベルト。
これは効果あります!
妻はほぼ1日立ち仕事をしており腰への負荷が高かったせいか、腰痛に悩まされています。
そこで、妊婦さん向けの腰のサポートベルト、マタニティベルトを購入。
着けたところ、腰の負荷が減り、だいぶ楽になっていました。
マタニティベルトにはいくつか種類があるのですが、うちは2つ購入しました。
コナミスポーツクラブ 産前産後骨盤ベルト for マタニティ
最初に購入した腰のサポートベルトは、「コナミスポーツクラブ 産前産後骨盤ベルト for マタニティ&ママ「です。
産前・産後の骨盤をしっかりとサポートしてくれます。
メーカーも安心のコナミスポーツクラブです。
このベルト特長は、サッと簡単に装着できるところ。
大きいと装着するために洋服を脱いだりと結構大変ですが、これはサッと装着できます。
また、ベルト部分が大きいと蒸れる可能性がありますが、コンパクトなので蒸れづらいため、夏場でも付けやすいのも特長です。
とても付けやすいですが、固定がマジックテープなので、きちんと止めてあげる必要があります。
産前 産後 トコちゃんベルト2 トコちゃんベルト
2つめの購入したのが、この「トコちゃんベルト」です。
マタニティベルトとして有名なのは、おそらく、「トコちゃんベルト」だと思います。
元祖マタニティベルトです。
トコちゃんベルトの方が、コナミスポーツクラブのマタニティベルトより、しっかりとサポートしてくれます。
一方で、トコちゃんベルトだと締め付けが強いなどの口コミもありました。
アマゾンで両方の口コミを見て頂き、自分に合いそうな物を決めるのが良いかと思います。
腰の痛みが落ち着いてきても、無理は禁物。激しい痛みは翌日にやってくる
少し日が経つにつれ、少しずつ腰の痛みも無くなってくると思います。
お腹が大きくなってきたら、次は別の原因で腰痛が発生することが多いようですが、妻の場合はいったん治まっています。
しかし、ここで油断は禁物です!
少し楽になってくると、これくらいなら大丈夫かな?とついつい運動したくなります。
「いい汗かいたー!」のような具合の運動をすると(体を動かすと)、痛みは翌日にやってきます。
腰の痛みが治まってきても、無理せず日常を過ごすことが重要です。
かといって、ずっと寝てばかりも体に良くないでしょう。
散歩など、適度に体を動かすようにしましょう!
腰の痛みは、とても辛いかと思いますが、痛みを和らげながら過ごしていきましょう。
出産後となっては、「あのときの腰の痛みは、辛かったなぁ。。」と妻も言っています。
少しでも参考になれば幸いです。