木造住宅の火災保険料高いよ・・・高すぎるよ!笑
僕は、無印良品の木の家という、無印良品がデザインした木造住宅に住んでいます。
無印良品の木の家を購入するにあたり、木造住宅の火災保険について色々調べました。
火災保険のことを調べる機会なんて普段ないと思いますので、今回は、木造住宅の火災保険ついて書いて行きたいと思います。
対象は、無印良品の木の家ですが、一般的な木造住宅の木造住宅にも参考になる形で書いて行きますので、ぜひ参考にしてくださいね。
木造住宅の火災保険と火災保険を選ぶ際の注意点
木造住宅に限らず、家を建てるときは、火災保険に加入する必要があります。
火災保険にきちんと加入することで、万が一、木造住宅が燃えたりしたときでも、保険が下ります。
また、住宅ローンの借り入れをする際にも、火災保険の証明書を提出せよと言われます。
ただ、この火災保険が結構ややこしい・・・😥😥😥😥
何がややこしいかというと、
- 建物構造(建物級別)によって火災保険料が大きく変わる
- 火災保険に付随する災害オプションも多岐に渡り、選択が悩ましい
- それに加えて、火災保険のメーカーによって、火災保険料が大きく変わる
ためです。
特に、住宅ローンの借り入れをする銀行から推奨された火災保険を何も考えずに契約することは止めましょう!
すごいオプションてんこ盛りの高い住宅ローンを推奨してきますw
銀行にとっては貸し倒れが心配なのです。
そのため、災害などがあっても、保険料がたくさん下りる商品を勧めてきます。
が、明らかに不要なオプションまで入っている場合があります。
このような理由から、火災保険はきちんと調べて、複数の会社に火災保険の見積もりをとる必要があるのです。
それではまず、「建物構造(建物級別)によって火災保険料が大きく変わる」について、説明していきます。
木造住宅の建物構造(構造級別)と火災保険の関係
木造住宅の構造級別・建物構造とは?
構造級別・・・?建物構造・・・?
M構造?T構造?H構造?
火災保険のことを調べ始めると、もう分からない言葉がたくさん出てきますw
建物には、構造級別というものがあります。
簡単に言うと、建物の分類分けです。
建物の構造は多く分けて3つに分類されていて、それが、
・M構造
・T構造
・H構造
なのです。
以下に損保ジャパンのページにあった説明を引用しました。
注目すべきは、ピンク色の枠のところです。
無印良品の木の家は、木造住宅なので、ピンクの場所に該当します。
ただ、図を見ると、どの構造級別に該当するかどうかは、建物の耐火性能によって、かわってきます。
構造級別とは?
建物の構造により、燃えにくさ等に差があるため、火災保険の保険料が異なります。建物の構造級別とは、構造を示す区分(M構造、T構造、H構造)で、以下の手順にしたがって判定します。
木造住宅は、耐火?非耐火?どっち?
では、無印良品の木造住宅は、耐火なのでしょうか?
それとも非耐火なのでしょうか?
結論から話すと、無印良品の木の家の建物級別は、標準では、非耐火でH構造です。
一方で、「標準では」と言ったのには理由があります。
無印良品の木の家の木造住宅でも、耐火の場合があるんです。
つまり、無印良品の木の家や他の木造住宅でも、T構造、M構造の場合があります。
どのような場合に耐火になるのか、それは立地・地域が関係してきます。
実は、地域によって、家を「耐火」にしなければいけない地域があるんです。
そのため、無印良品の家の木造住宅でも、耐火性能を持った、T構造やM構造の家があります。
家を耐火にしないといけない地域は、準防火地域と呼ばれます。
準防火地域は都市計画で指定される地域であり、火災を防止するために比較的厳しい建築制限が行なわれる地域で ある(建築基準法62条)。
上記地域に家を建てる場合、耐火建築物もしくは準耐火建築物にする必要があります。
このような場合は、無印良品の家の木造住宅も「耐火建築物」もしくは「準耐火建築物」に準拠して家を建てるようです。
無印良品の家のスタッフの方に聞いたのですが、耐火性能にするためには、色々必要がかかるみたい。
サッシ等すべて防火仕様のものを使わなければならない等々。
ちなみに、無印良品の木造住宅を準耐火で作って欲しい!と要望してもたぶん無理です。
僕は無理でしたw
無印良品の木造住宅の耐火性能は、昔ながらの木造住宅に比べれば断然高いでしょう。
そのため、火事になりやすいのでは・・・などと心配する必要はないと思います。
燃えるときは燃えますよw
建物級別によって、火災保険料は大きく変わってくる
冒頭でも触れましたが、建物級別によって火災保険料は大きく違ってきます。
2倍とは言わないまでも、十数万単位で違ってきます。
でもこれは諦めましょう!
準耐火地域で無い場合は、木造住宅は、H構造(非耐火)になります。
準耐火地域の場合は、耐火(M構造またはT構造構造)になります。
いずれにせよ、自分たちが建てる家の建物級別は、お店の方に聞いてみて下さいね。
火災保険の「対象」と火災以外のオプション(特約)の検討
火災保険の対象
まずは保険の対象を決める必要があります。
建物はもちろんですが、「家財」も対象にできます。
災害にあったとき、建物だけで無く家財(テレビや棚)なども使えなく場合があります。
そんなときのための保険です。
家財にも保険をかけることができますが、かけ過ぎると保険料があります。
ご注意を!
火災以外へのリスクへの検討(特約の検討)
家に対して何らかのダメージを与える災害は、火災だけではありません。
地震、台風、豪雨など様々です。
このような災害に対しても保険をかけることができます。
それが、「特約」です。
特約を付ければ、様々な災害に遭った場合でも、保険金が下ります。
ただ、言わずもがなですが、特約を付ければ付けるほど、保険料が上がります。
こればっかりは、地域や立地などの考慮して、特約を検討しないといけません。
日本人にありがちですが、保険かけすぎには注意しましょうね。
我が無印良品の木の家の木造住宅の火災保険選定ポイント
我が家は以下のような形で火災保険を契約しました。
対象:建物、家具
被害の対象:火災、地震、風災、不測かつ突発的な事故(30万円まで)
選定ポイントは以下の通りです。
- 建物に加えて、家財も対象にした
- 地震は契約しているが、たしか5年だけ(なぜ契約したのか・・・w
- 竜巻がたまに発生する地域で有り、台風も来るため、風災は契約
- 水害の可能性はほぼゼロのために、水害は契約せず
- 「不足かつ突発的な事故」は、引っ越し中や遊んでいて窓ガラスを割ってしまったとき等に使えるらしくし、契約
という感じです。
当時の保険会社はAIU(現AIG)です。
地震保険はなぜ5年にしたかというと、
・そもそも高い
・保険が下りる条件が、ほぼ住めない状態な状態な上に、下りる金額も微妙だった
からです。
実体験!火災保険料は会社によって価格が大きく違うため、複数から必ず見積もりを取ろう
僕は最終的には、保険会社をAIU(現AIG)にしました。
保険会社って本当に多くて困る・・・しかも各社結構金額が違います。
「特約」は保険会社によって多少違いますが、最初から決めなくてもいいのでは?と思っています。
最近は種類が増えてきていますが、ほとんど不要な物でしょう。
必要なものはどこにもあります。
保険は最低限がオススメ!
では、実際に僕がどのような形で決めたのか。
僕はこうやって決めました。
- 火災保険一括見積もり依頼サイトで複数社に一気に見積もりを投げる
- 安い2〜3社に絞る
- 2〜3社の内から特約や細かい条件を確認する
- 最終的に1番自分にあった保険会社を選定する
前に書いたとおり、同じ保証内容でも保険会社によって料金が結構違いました。
なのでまずは、火災保険一括見積もり依頼サイトで見積もりを取った方が時間的にも、お金的にも節約になります。
火災保険は、結構高い金額になりますので、よく考えて決めて行きましょう!