先日、ジムニーJB64にオーバーフェンダーを取り付けました!
車検対応のG’BASE スタイリッシュオーバーフェンダー TYPE-1です。
GBASEのオーバーフェンダーは、FRP製 黒ゲルコート仕上げになっており、塗装が必要でした。。。
塗装代も高かったため、今回始めてDIYで自家塗装を行ったのですが、全く問題なく自分で塗装できました!笑
オーバーフェンダーは、純正バンバーとほぼ同じ色の艶消しブラック(シボブラック)で塗装。
純正バンパーとほぼ同じ色になりました。
実際に市販のスプレーで艶消しブラックに塗装しましたので、本記事で実際の方法を紹介します。
なお、取り付け方法は、以下の別途以下の記事で紹介しています。
ジムニーJB64のG’BASEのFRPフェンダーの塗装と取付方法
- FRP塗装は素人でも全く問題なくスプレー缶塗装ができる
- スプレー缶塗装でも、ジムニーJB64のバンパーと同じ艶消しブラック塗装ができる
- 手順も簡単で、丁寧に焦らずやればきれいに塗装できる
- 時間は半日あればOK
使ったアイテム
ジムニーJB64のパーツを艶消しブラックに塗装する大まかな流れ
詳細に入る前にまずはざっくりと塗装の流れをお伝えします。
冒頭でも伝えましたが、スプレー缶塗装は思ったより簡単です(笑)
ぼくは初めてスプレー缶塗装をしましたが、かなーーーーりズボラな人で無い限り、きれいにむら無く塗装できると思います。
ABSやFRPの場合は、まずは表面をサンドペーパーで下地処理を行います。
FRPの表面に傷を付けることで、塗料の食いつきを良くします。
FRPは表面がツヤツヤしているので、最初は戸惑いますが必要な作業です。
次にシリコンオフスプレーを使って、表面をきれいにします。
ミッチャクロンという謎なスプレーがありまして、これを吹き付けます。
大ベストセラーのスプレーのようです(笑)
下処理が全て終わったところで実際に艶消しブラック(シボブラック)で塗装します。
艶消しブラックのスプレー缶がありまして、それを使います。
そして、2−3回ほど艶消しブラックで重ね塗りします。
焦らずにまんべんなく、何度も塗ることで、塗装が強くなります。
このような手順で塗装を行っていきます。
それでは、ここからは具体的なやり方をお伝えしていきます。
なお、ここは不安だな…というというところは、追加でYoutubeで検索すると関連作業の動画はだいたいヒットします。
なので、不安になったら、動画を検索!ということを覚えておいてください。
手順1:下地処理:耐水ペーパー(サンドペーパー)で表面を磨く(足付け)
ABSやFRPの場合は、まずは表面をサンドペーパー(耐水ペーパー)で下地処理を行います。
FRPの表面に傷を付けることで、塗料の食いつきを良くします。
この作業を足付けと言うそうです。
FRPは表面がツヤツヤしているので、最初は戸惑いますが、必要な作業であり、最終的にきれいに塗装できますので、安心してください。
耐水ペーパーの粗さは、800番を使用
サンドペーパーは水に濡らすことができるものがあり、それを耐水ペーパーと言います。
で、耐水ペーパーには粗さごとに番号が割り振ってあります。
1000番、800番、600番…などで、番号が若いほど目が粗くなります。
では、どの型番を使えばいいかというと…800番を使えばOK!
ネットをみていると、FRPの場合は600か800番を使っているようでした。
1000番でも問題ないと一部のページには書いてありましたが、1000番だと粗さが足りず、長いこと使っていると塗装が落ちてきそうな気がします。
耐水ペーパーでFRPパーツを磨く
耐水ペーパーを水に濡らして、FRPパーツにヤスリをかけていきます。
FRPパーツはツルツルになっていますが、このツルツルが無くなるくらい、ヤスリをかけます。
たくさんヤスリをかけても、800番以上荒くならないので、ご安心ください。
(写真は1000番ですが、気にしないでください…実は最初は1000番で全部ヤスリがけしてしまいました。。w)
で、全ての艶がなくなってきたら、一度乾かしましょう。
ヤスリ不足のところは乾かすと艶が残っています。
そうしたら、また耐水ペーパーでヤスリをかけていきます。
そして、全部のヤスリがけを行うと以下のような形になります。
手順2:下地処理:シリコンオフで油分を除去
次は、油分と汚れを除去します。
油分を完全に除去し、汚れもきちんととることで、塗装を付着しやすくします。
シリコンオフスプレーでFRPパーツの汚れと油分を除去
では、油分と汚れをきれいに除去していきます。
シリコンオフスプレーというものを使って、作業をしていきます。
作業はめちゃくちゃ簡単で、FRPパーツにスプレーをして、乾いたタオルで拭くだけです。
シリコンオフスプレーの必要な本数
どんなに大きいパーツでも1本で大丈夫です。
手順3:下塗装:ミッチャクロンで、塗装を付着しやすくする
次に塗装を付着しやすくさせるための下塗装をします。
具体的には、ミッチャクロンスプレーというものをFRPパーツにスプレーをします。
ミッチャクロンスプレーとは
塗装の付着を良くするためのスプレーです。
ミッチャクロンスプレーの特徴
- 金属から樹脂まで、幅広い素材に対応(PPにも対応)
- あらゆる上塗りが可能なマルチプライマー
- 特殊なポリオレフィン系樹脂をベースに変性重合を行い、耐薬品・耐水・耐蝕性に優れたプライマー
- 密着の悪い生アルミ、ステンレス、クロムメッキ等の金属、ガラス、プラスチック(自転車バンパー・アクリル看板)等の樹脂面、そして焼付塗装面等の広範囲な対象物に対して、強力な密着性が得られる
- ウォッシュプライマーのような劇物(鉛・重金属)を使用していないため、安心して使用できる
ミッチャクロンスプレーの塗装
それでは実際にミッチャクロンスプレーをFRPパーツにスプレーしていきます。
15 〜 20cm 程度離し、薄く均一に1 回〜 2 回塗布していきます。
なお、ミッチャクロンスプレーのサイトには、
『薄膜で十分な密着が得られますので、厚塗りは避けてください。』
と書いてあります。なので、塗料と違って塗り過ぎは禁物です。
なお、スプレーをする際は、ブルーシートを下に敷いて、その上にダンボールや新聞紙を置くような形にすればOKです。
ブルーシートは厚みも必要ないので、1番薄く、大きめのサイズを買えば大丈夫です。
ホームセンターで入手しましょう。
実際にFRPパーツにミッチャクロンスプレー使って、スプレーをするところです。
15 〜 20cm 程度離し、薄く均一に1 回〜 2 回塗布していきます。
FRPパーツにミッチャクロンスプレーをスプレーし終えた写真です。
ちょっとテカっています。
ミッチャクロンスプレーの注意
上にも書きましたが、ミッチャクロンの厚塗りは避けましょう!
これはあくまで下処理になります。
重ね塗りは、塗料で行います。
手順4:カンペハピオ スプレー つやけしブラックで、FRPパーツを塗装
それでは、塗装のスプレーをしていきます。
艶消しスプレーは、カンペハピオ スプレー つやけしブラック を使います。
このスプレーで塗装すると、ジムニーの純正バンパーとほぼ同じ色の艶消しブラックになります。
ジムニーの純正バンパーと同じ色にオーバーフェンダーをスプレー塗装
それでは実際に塗装をしていきます。
上記でも紹介した、カンペハピオ スプレー つやけしブラックを使ってスプレー塗装します。
それでは、実際にFRPパーツをスプレーで塗装していきます。
実際の塗装動画は以下のとおりです。
緊張するんですが、以下を守っていれば大丈夫です。
【スプレー塗装のポイント】
- FRPパーツから離れて広範囲にスプレーする(無駄に思うかもしれませんが、これは必ず守りましょう)
- 塗れていない…と思う箇所があっても、近寄って塗装しない
- あくまで、遠くからファーっとスプレーをする
- スプレー塗装とは、何度も重ねて塗るもののため、塗れていなくても焦らない
- 何度もスプレーしてやっときれいになっていく
FRPパーツを塗装した写真がこちらです。
かなりきれいにFRPパーツをスプレー塗装できました!
オーバーフェンダーは、4つありましたが、本数は1本で大丈夫でした。420ml入っているので容量たっぷりですね。
スプレー缶で何度も重ね塗り
時間置いて、3回は重ねて塗っていきます。
次の塗装の間隔は季節よって異なります。
夏場は30分ほどで、冬場は60分ほどが目安です。
で、何度も重ね塗りしてかなりきれいに仕上がりました!
何度も重ねて塗ることで、耐久性が上がり、塗装も長持ちします。
こちらで、以上になります!
大変そうに思えますが、全然素人でも問題なくきれいに塗装することができました!
ぜひ、皆様も試してください。
なお、僕はジムニーJb64という車に乗っています。
オススメパーツ一覧を以下で紹介しているので、同じ車種に乗っている方はぜひ、よかったらみてください。