ついに天然芝から人工芝に張り替えました!
人工芝最高すぎて、天然芝時代のこれまでに苦労は何だったんだろう・・・
草刈り、害虫被害、害虫対策、大量のアリ、コガネムシの大量発生、ツチバチの大量発生、枯れた芝の除去、エアレーション…
これまで多大な時間を天然芝のメンテナンスに費やしてきたことが本当に悔やまれます。。
天然芝から人工芝に張り替えたのですが、人工芝は本当に最高!
天然芝に憧れて芝を植えたのですが、良かったのは本当に数ヶ月。翌年から地獄でした…
僕自身、比較的大きな庭が家にあり天然芝を5年間手入れしていました。
これまでの天然芝に関する苦労と天然芝から人工芝にする際に押さえておくべきポイントや実際にかかった費用について詳しく紹介します。
定年後で時間ある方なら良いと思いますが、若い方は絶対に人工芝にすべきです!
新築時、一戸建て庭付きの夢の天然芝を植える
無印良品の木の家に住んでいて、2020年8月でかれこれ6年くらい木の家に住んでいます。
うちには、わりと広めの庭があり、新築時は天然芝を植えました。
親には、「絶対芝は辞めておけ!」と何度も言われましたが、青々とした芝がいっぱいの庭って、夢がありますw
そこで反対を押し切り、天然芝を植えることにしました。
で、天然芝を張る際は、節約のために業者さんに頼まず、自力で地面を斜度を付けて平らにして、芝を植えました。
結構頑張って植えまして、すくすく育ち、天然芝を植えて、一ヶ月くらい経った写真がこちらになります。
まだ芝が伸びていない部分もありますが、かなりイイ感じで育っていきました。
みるみる青くなり、「おぉぉ!どんどん育っていく!」とかなりテンションが上がっていた記憶がありますねw
スクスク育つ天然芝、芝を張った年は、1番美しい
その後、どんどん天然芝は育っていきます。
禿げている部分もほとんどなくなり、元気な芝が庭いっぱいに広がっていきました。
芝を植える際は、正方形の形をした芝をどんどん並べていくのですが、植えた時は、芝と芝の隙間が結構気になるんですよね。
ですが、芝が育つにつれて、隙間も目立たなくなり、以下のような写真のような感じで、とてもキレイになっていきます。
この当時は、
「やっぱり天然芝は最高だー!メンテナンスもそこまで大変じゃないし、人工芝じゃなく天然芝にして大正解!」
と思っていました。
ただ、日が経つにつれて、天然芝のメンテナンスがどんどん大変になっていきます。
芝のせき止め、芝刈り、芝の刈りカス除去など、天然芝はメンテナンスに非常に時間がとられる
芝がどんどん伸びていき家庭菜園の畑エリアまで浸食
芝を植えたときは、元気ですくすく育っていくのはとても嬉しいんですが、その後がかなり大変。
芝はとにかくどんどん広がっていくため、芝が生えて欲しくない場所まで容赦なく広がっていきますw
うちの木の家の庭は家庭菜園のスペースがあるのですが、境目にブロックをしていても、ブロックとブロックの間から畑に浸食し始めます。
そのため、境目には、ストッパーを入れていました。
こうすることでやっと、芝の浸食を止めることができます。
ストッパーについては、以下の記事に詳しく書いています。
芝刈りと刈りカス(サッチ)の除去
芝の種類にもよるんですが、天然芝はとにかく芝刈りが大変です。
芝が元気だとビックリするくらい早く芝が伸びてきますw
なので、かなり頻繁に芝刈りを行う必要があります。
芝が元気なときは、春から夏の間は、二週間に一度くらいの頻度で芝刈りをしていた記憶がありますね。
芝刈りはかなり時間かかるため、芝刈り機を買って、芝を刈っていました。
で、そこから冬になると、芝を刈ったカス(刈りカス)をきちんと掃除しないといけません。
刈りカスくらい放置でいいじゃん。。と思われるかと思いますが、放置すると害虫発生の温床となり、大変なことになるのです。
(詳細は後述します。)
で、刈りカス取りもかなり大変だったので、庭で使える掃除機的な機械を購入して、僕は刈りカスを取っていました。
ご覧の通り、刈りカスはとにかくたくさん溜まるため、この刈りカスとてもかなり大変です。
害虫対策
天然芝の場合は、害虫対策も必要です。
具体的には、前述の刈りカスの除去に加えて、春先で薬を散布したりします。
うちの場合は、刈りカス除去をせず、害虫対策のための薬の散布をしなかったせいで、2年で芝が完全にやられました。
芝を植えた際は、こんなに青々としていたのですが….
最終的には、以下の写真のような芝になってしまっています。
植えた時はあんなに青々としていた芝ですが、ほんの2〜3年で一部からは芝が育たなくなってしました。
刈りカスを除しなかったことで害虫が住みやすい環境になってしまい、その上、薬も散布しなかったため、一気に虫にやられました。
具体的には、以下の写真のようなコガネムシが大量発生。
そして、ツチバチと呼ばれるハチも大量に発生しました…w
庭にぶんぶんハチは飛んでいますし、庭の側にあるアジサイの葉っぱには大量のコガネムシ。
本当に最悪だった記憶がありますw
土の追加、芝生のエアレーション
その他、キレイな、そして、元気な芝生を維持するためには、土の追加も必要です。
また、エアレーションと呼ばれる作業も必要になります。
エアレーションとは、土の中に空気を入れてあげる作業です。
時間が経つにつれて、土はどんどん硬くなっていきます。そうすると、通気性が悪くなって、芝にとってあまり良くない環境となります。
と、このようにキレイな芝を維持するためには、本当に大変です。
芝刈り機なども購入しないといけないためお金もかかりますし、それ以上に時間も取られます。
これを数年続けると、どれほどの時間を費やすことになるでしょうか?
庭のお手入れが趣味であれば全く問題無いと思いますが、他に時間を使いたい方は、天然芝は辞めた方が良いでしょう!
「人工芝は貼り替え必要だから、維持費が高い」は、デタラメ!天然芝の方がコストがかかる
人工芝のデメリットとして、張り替えが必要だから維持費が高いと言われることがあります。
ただ、これは僕からすると、完全にデタラメですねw
天然芝でも、これまでに書いたとおり色々な道具が必要ですし、土も入れたりしないといけません。
これを10年くらいやったら、それなりにお金がかかりますよね。
また、天然芝は、上記のように一度害虫にやられて根がダメになってしまうと、芝が生える特別な土を入れる必要があります。
そして、それでも復活しない場合、最悪張り替えとなります。
根がしっかりしていれば、どんどん生えてくるのですが、コガネムシなどは、根っこを食べてしまうんですよね。
なので、根がダメになってしまうため、一度根がやれると生えてこないのです。。
そして、何より時間というお金では買えないコストがかかってきます。
実は、最近は、天然芝の耐久年数もあがり、10年くらいは持ちます。
以下を比較したらどっちが良いでしょうか??
- 天然芝の場合:天然芝の機材や土などの費用10年分、メンテナンスに使う時間10年分の時間
- 人工芝:一度張れば10年間メンテナンスに使う費用0円、時間も0円
このような理由から、天然芝から人工芝への張り替えを決断しました!
天然芝から人工芝への張り替えを決断!張り替え費用はなんと。。。
自分で人工芝を張るか、業者に依頼するか
ということで、天然芝から人工芝に貼り替えることにしました。
そこでまずは、以下の判断をすることになります。
- 自分でやる💪
- 業者に頼む🙏
自分でやった方がもちろん費用的には安く済みますが、今回は業者にお願いすることにしました。
理由は、以下の通りです。
- 天然芝を剥がさないといけない。以前少し自分でやったが相当大変。
- 水はけの関係から、地面に緩い斜度を付けて、平らにするのが相当大変
- 一度平らにしてしまえば、次回からは自分で人工芝の張り替えができそう。
天然芝を自分で張ったときに、地面が結構凸凹してしまいました。
また、少し前に一部の芝を剥がし、家庭菜園のスペースしたんですが、芝を剥がす作業がめっちゃくちゃ大変でしたw
そんな理由から、今回は業者さんにお願いすることにきました。
外構については、ある程度、プロにやって頂く事をオススメします。
僕も自分でイイ感じにはできるのですが、高度な技術が必要な場合や単純作業でとても時間がかかりそうなものは、業者さんに任せた方が良いかなと思っています。
エクステリアがショボいと家もショボく見えるため、外構はケチらない方が良いでしょう!
天然芝から人工芝への張り替えはお金がかかる!
天然芝から人工芝への張り替えを依頼したところ、なんと、
78万円
でしたw
うげぇ・・・て感じですねw
ただ、まぁこれくらいだろうなという感じ。理由としては、
- そもそも庭が広い
- 天然芝を剥がし、その処分代がかかる
- 芝を剥がすと土もなくなるため、土を入れる必要がある
- 土も平らにしなければならない
- 庭の植木の回りにレンガなども置くため、レンガ代もかかっている
等の理由があります。
人工芝は10年くらい持つのですが、次貼り替える際は、人工芝を張り替えるだけで終わります。
なので、次回貼り替えた際は、おそらく、20万〜30万くらいで済むと見込んでいます。
また、ただの張り替えであれば、DIYで十分できそうなため、この金額でGOすることにしました。
天然芝から人工芝に貼り替えるまでの一連の工事方法のご紹介
業者さんに天然芝から人工芝に貼り替える工事をお願いしたわけですが、完成までの写真を撮りましたので、紹介していきます。
芝を剥がす
まずは、天然芝を剥がす作業になります。
この作業、僕も以前自分でやったんんですが、マジで、超大変です!w
土の深さ30cmくらいまでは、芝の根が張っています。
そのため、スコップで深くほらないとキレイに芝が剥がせないんですよね。
3人がかりで、丸一にかけてやっていました。
スコップを使って、ドンドン剥がしていきます。
もうちょいでフィニッシュです!
ゴロゴロとした塊がたくさんらいますが、これはスコップで深く掘り起こした芝になります。
この作業を淡々とやって、芝を剥がす作業は終了です。
庭に土を入れて、平らにする
次に庭に土を入れていきます。
そして、その後は、水平器を使って、緩い斜度を付けて平らにします。
緩い斜度を付ける理由は、水が回りに流れるようにするためです。
これは天然芝を張るときにも必要な作業ですね。
水平器は、このような道具になります。
この平らにする作業は、とても難しく、自分ではできない作業ですね。。。
地面を平らにした後は、防草シートを張る
地面を平らにした後は、防草シートを張っていきます。
まずは、防草シートを張り、その上に、人工芝を張る形となります。
防草シートを張らなければ、人工芝の下から雑草が生えやすくなります。
さすが職人さんで、めちゃくちゃキレイに防草シートを張っていきます。
なお、今回は、人工芝の張り替えと併せて、植木の回りにレンガも入れました。
セメントで固めてもらい、かなり頑丈に作ってもらっています。
業者さんに任せて正解だったな。。。
防草シートの上に人工芝を敷く
そして最後に防草シートの上に人工芝を敷いていきます。
今回敷く人工芝は、かなり天然芝に近いものをチョイスしました。
上からは見えませんが、黄色っぽい色の人工芝もちょっと混ざっています。
人工芝がうごかないように、途中途中にピンも刺しています。
で、完成した写真がこちらになります!
感動するくらいキレイな庭になりました!
工事期間は、5日間くらいだったと思います。
自分じゃ絶対無理なクオリティーに仕上がっています。
改めて、1回目の人工芝張りは、絶対プロにお願いすべきと確信しました!
人工芝に張り替える際に気を付けておくこと、さらに人工芝を満喫するためのポイント
最後に人工芝に貼り替える際に気を付けておくべきポイントを紹介します。
バーベキューやりたければ、レンガ等を敷く
人工芝は、火に弱いです。
そのため、庭で炭を使ったバーベキューをする場合は、バーベキューコンロを置く場所を作りましょう。
例えば、こんな感じですね。
あと、もう1つ手段としては、バーベキューをする際は、ガスコンロタイプのバーベキューコンロを使うことですね。
そうすれば、庭でのバーベキューも可能です。
ドッグポールを置く際は、工事の方に事前に依頼する
犬を飼っている方などは、ドッグポールを置きたい方もいると思います。
その場合、事前に、ドッグポールの準備と場所を検討して、工事の方にお願いしておきましょう。
あとで、追加する場合、芝を剥がさないといけないですし、うごかないように固定する必要もあります。
シェード用のポールの設置も事前に相談を
人工芝にすることで、芝に陽が当たらなくても芝が枯れることがありません。
そのため、芝を気にすることなく、シェードを付けることが出来ます!
家から庭にシェードを付けたい場合は、シェードポールなども検討しても良いと思います。
子供がいるならオススメは人工芝!子供との時間が楽しく
このブログを執筆現在、3歳の子供がいます。
人工芝に張り替えて1番良かったのは、子供と庭で遊ぶ時間と機会が増えたことです。
もちろん、天然芝でも遊ぶことはできると思うんですが、人工芝ならではの良さがあります。
- 天然芝の方が柔らかいので、転んでも痛くないため、怪我をしないので安全
- 裸足で走ることができる
- 走るだけで無く、ゴロゴロと寝転ぶこともできる
- 庭でピクニックやキャンプもできる
- 人工芝は枯れないため、1年中遊ぶことができる
- 芝の手入れに使う時間が無くなり、子供と遊ぶ時間が増えた
人工芝が最高すぎる!最初から人工芝にすればよかった
天然芝から人工芝にして数ヶ月経ちますが、本当に人工芝にして良かったです。
「人工芝は張り替えが〜」とか言われていますが、草むしりや芝刈りから解放され、本当に幸せ!w
時間が空いたことで、趣味や子供に費やす時間が増えました。
お手入れ好きなどの理由がなければ、天然芝より人工芝が絶対オススメ!
なお、人工芝になっても、多少のメンテナンスは必要です。
落ち葉拾い、芝の間に入り込んだカスの掃除、寝てしまった芝を立たせる程度ですね。
日々メンテナンスについては、以下の記事にまとめておりますので、ぜひ一度ご覧下さい。
少しでも参考になれば幸いです。