トイレの黒いカスは、タンクの汚れ!お湯と重曹で簡単に黒カビ掃除
トイレを流したら黒いカスが出てきた・・・。
それの正体は、トイレのタンクの中の黒カビです。
トイレの後ろに付いている四角い入れ物(タンク)の中に黒カビが発生、それが流れ出てきてしまっています。
このタンクの中をキレイに掃除し、黒カビを掃除すれば、黒いカスも出てきません。
ただ、このタンクの中、とても掃除がしづらいんですよぇ・・・
ということで、今回は、このタンクを簡単にキレイにする方法を教えます。
正直、完璧にはキレイになりませんが、黒いカスは出なくなりますし、とても簡単に掃除出来ます。
この簡単さがポイントです。
キレイにしてもすぐに汚れてしまうので、簡単にできる方法を頻度多くやる方が圧倒的に楽なので、オススメですよ♪
- トイレの便器の中の黒いカスは、トイレタンクの黒カビの汚れ
- お湯と重曹をトイレタンクに入れれば、あっという間に黒カビが落ちる
- お湯と重曹を入れたら7時間放置、水を流せば掃除終了
- 掃除は簡単なので、マメにやることが重要
- 重曹は大量に購入しよう
トイレの便器に黒いカス。正体は、トイレのタンクの中の黒カビだった
トイレの水を流したら、黒カスが。
うんちの汚れでも無い、これは何・・・?
突然出てくるとビックリしますよね。
これはどこから出てきたんだと。
答えを言ってしまうと、これはトイレのタンクの中にある黒カビです。
便座の奥にある四角い容器ありますよね。
あそこがトイレのタンクです。
そのトイレの中に黒カビが発生しており、そこから黒カビが流れ出てきています。
「え!?何でトイレのタンクの中にある黒カビが出てくるの?」
と思った方がいるかもしれません。
トイレの仕組みは以下のようになっているため、トイレの水を流すとタンクの中の水が流れるのです。
使用前のトイレのタンクには水が所定量たまっています。
トレイの水を流すと、タンク上部の蛇口から水が出てきて、タンク内に水が溜まります。
レバーハンドルをまわすと、タンクの水が便器 に流れていきます。
そして、タンクの水が流れ終わるとまた水が溜まるようになっています。
さらに詳しい情報はこちらをご覧ください。
上記のようにタンクから便器へ水が流れているため、トイレのタンクが汚れていると、その汚れが便器に流れてくるのです。
黒カビが発生しやすい条件は3つ。トイレタンクの中は、黒カビが発生しやすい環境
では、なぜトイレのタンクに黒カビが発生するのでしょう?
それは、トイレのタンクの中は、黒カビが発生しやすい条件が揃っているんです。
台所用品などで皆様お世話になっているLIONのサイトには、以下のように書いてありました。
- 温度20〜30度
- 湿度70%以上
- 栄養(汚れ)
トイレの場合、温度は夏場で無い限りそこまでは高くなりませんが、(2)と(3)は完全に合致しますね。
汚れについては、蛇口で手を洗っています。
同じ条件でお風呂も同じ事が言えますね。
お風呂にも黒い汚れがある場合がありますが、それは黒カビです。
トイレのタンクの黒カビを楽に掃除する方法。お湯と重曹を使うだけの簡単掃除方法
では、いよいよトイレのタンクを掃除して、キレイにする方法を紹介します。
しかも簡単に、楽に、です。
ただ、冒頭でも触れましたが、僕の掃除方法は、完璧には真っ白になりません。
一方で、十分にキレイになりますし、黒いカスが出てくることもありません。
が、掃除方法はとても簡単ですw
どんなに頑張ってキレイにしても、すぐに汚れてきてしまうので、簡単に出来るというところが1番のポイントです。
1)トイレのタンクのフタを開ける
まずはトイレのタンクのフタを開けます。
開けると、透明のカバーが付いているトイレもあります。
透明のカバーを付いているときは、透明のカバーを取り外します。
透明のカバーを取り外すと、中が見えてきました。
汚い・・・w
2)水道の栓を締めた後に、タンクの水を空にする
次にタンクを一度、空にします。
(空にする前に水がどの程度まで溜まっているか確認しておきます。)
が、トイレのタンクの脇にある、レバーハンドルを引いて水を流すと、トイレのタンク内に水がまた溜まりますw
では、どうするか。水道の栓を閉めて、水が流れないようにします。
トイレの近くには、以下の写真のような栓があります。
この栓は、マイナスドライバーで閉められるようになっています。
マイナスドライバーを入れて、クイッと奥に閉めるだけで、トイレのタンク内に水が溜まらないようになります。
栓を閉めた状態で、水を流すと、以下の動画のようにタンクが空になります。
3)重曹をトイレのタンク内に入れる
次に、重曹をトイレのタンク内に入れてきます。
皆さん、重曹にはいつもお世話になっているでしょう。
皆さんが掃除の時に使っている重曹。
なぜ重曹でキレイになるかご存じですか?
重曹には、「中和分解」という力があります。
これはどういう意味かというと、一言で言えば、「汚れを溶かすことができる」ということ。
汚れ溶かすことができれば、後は水で流すだけで汚れが落ちてしまうんです。
これが、重曹です。
重曹を200cc入れていきます。
なお、うちの家には160ccのカップしかなかったので、残り40ccタンクに入れていますw
4)40度程度のお湯をタンクに入れる
次にトイレのタンクの中に水を入れていきます。
が、この時のポイントがお湯を入れること。
水では無く、お湯です!
理由は簡単で、お湯の方が汚れが落ちるからです。
食器を洗っている時も冷たい水より、お湯の方が汚れ落ちますよね?
なので、お湯を使います。
お風呂等から40度くらいのお湯をバケツに入れて、タンクの中に入れていきましょう。
お湯は、タンクの水を空にする前に、確認した水位のところまで入れます。
なお、お湯をザバっと入れるだけで、お湯の力でいきなり汚れが落ちる場合もあります。
僕は、お湯を入れた瞬間に汚れが浮いてきましたw
5)タンクに重曹入りのお湯を入れて、数時間放置
お湯を入れたら、6〜7時間くらい放置しましょう。
しばらく放置するので、掃除のタイミングとしては
- 夜寝る前に掃除して、放置する
- 出かける前に掃除して、放置する
が良いでしょうね。
で、数時間放置していると、下の写真のように汚れが浮いてきます!
ワカメみたいになっている・・・。
6)タンクの水を流す
数時間放置して、タンク内で汚れがプカプカと浮いてきたら、タンクの水を流します。
で、以下が実際に重曹入りの水を7時間程度放置して、トイレの水を流した時の動画です。
すごい量の黒カビが流れていきます・・・。
7)お湯を再度入れて、流す(できればでOK)
タンクの内の水を流すと、汚れがたくさん流れてきます。
が、一度では、流しきれません。
僕の場合は、お湯を2〜3回入れて、水を流すという作業を行いました。
中途半端に浮いている汚れをこのタイミングで落とすためです。
黒カビの汚れが便器の中に流れてこなくなるまで(もしくは少なくなるまで)、続けるともっとキレイになります。
もし、気になる汚れがあれば、歯ブラシで少し擦って掃除するとキレイになります。
が、すぐに汚れてしまうので、あまりこだわらなくても良いかなと思います。
7)トイレのタンクのフタをして、水道の栓を戻せば完了!
掃除が終わったら、トイレのタンクのフタを戻します。
最後に、水道の栓を緩めて水が流れるようにすれば、トイレのタンクに勝手に水が溜まります。
これで掃除は完了です!
トイレのタンクの黒カビの汚れを重曹+お湯で掃除した結果を写真で比較!十分にキレイになりました。
では、どれくらいキレイになったのか。
重曹+お湯でトイレのタンクを掃除する前と後で写真を比較してみましょう♪
重曹+お湯で掃除する前
重曹+お湯で掃除した後
どうでしょう?
1回の掃除でここまでキレイになりました!
タンク内の部品を取り出して、ブラシでゴシゴシやる掃除方法もありますが、そこまでやるのは大変ですよね。
重曹+お湯での掃除なら、手を汚すことも無く、時間も掛かりません。
キレイにしてもすぐに汚れてしまうので、簡単な方法で何度もやる方がとても効率的だと思います。
ぜひ、参考にして、皆さんやってくださいね!
なお、重曹は、アマゾンで激安で売っていますので、たくさん使う方は、こちらがオススメです。